バックラッシュを少なくする方法 その1

ベイトリールを使用している方なら必ず起こると言っても良いバックラッシュ。これを少なくする方法を紹介します。とっても簡単なので是非試してください。
 ①スプール新しいラインを巻く時は始めは特にテンションをかけながらしっかり巻く
 もちろんテンションは本来の意味で「張力」です。ロッドにリールを取り付けて巻く場合、ラインとロッドのバット部を両方握りテンションをかけながら巻いてください。このときラインを持つ手には軍手をしておいたほうが良いです。(摩擦熱や手がラインで切れる場合があるので)
 ②スプールに巻くラインの量を減らす。
 これが最も効果的なバックラッシュ防止法です。スプールのぎりぎりまで巻く方がいらっしゃいますがバックラッシュ多くないですか?

 バックラッシュは釣りのリズムを壊してしまいます。しかし飛距離を出したい=ラインのm数が欲しいという思いはオカッパリアングラーなら誰しもが思うこと。でも自分でキャストできる飛距離以上のラインを巻いてもしょうがないので、出したい飛距離+5Mくらい巻けば十分だと思います。
 ではどのくらい巻けばよいのでしょうか?ある方はスプールの3/4くらいだとおっしゃっていました。今のリールのスペックから計算すると、例えば14LBのナイロンでスプールの巻きmが90mだとします。そうすると67.5m程度になります。僕は50m以上のキャスティング能力は無いので、これくらいの巻きm量でも多いくらいなので、50mくらい巻いとけば十分です。それにスプールいっぱいに巻いた場合よりスプール3/4以下のほうが飛距離も伸びますし、サミング手前で親指に糸がもじゃもじゃする感じもほとんどありません。それにラインももっと有効に使えるので財布にも優しいです。
 順番が前後しますが、①のスプールの巻き始めはテンションを掛けておいたほうがよい理由は、スプールの内側に巻かれたラインが緩むと外側のラインが内側に食い込みやすくなり、その抵抗でバックラッシュが起こりやすくなるためです。これは仕事上の経験ですが、例えばトイレットペーパーを巻くときに巻き始めのテンションを強くしたほうがトイレットペーパーはほどけにくくなります。これはリールのラインでも同じで内側の巻きテンションが低いとスプールからほどけ易くなり、バックラッシュの原因となります。

 バックラッシュが嫌いな方(好きな人はいないと思いますが)、飛距離を伸ばしたい方は是非試して下さい。

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