良く使われるバスフィッシング用語の間違い その2

僕は今から10年以上前、バスフィッシング書籍を買いあさっては読みふけっていました。そんな書籍の中に「ストラクチャーはこう釣れ!」つり人社バサー編集部編(2000年8月10日初版発行)というのがあります。
 この書籍の中では
1.桟橋
2.岬
3.アシ
4.ウィード
5.立ち木・杭
6.浚渫跡
7.オダ
8.消波ブロック
の8つの項目での釣りが紹介されています。しかしながらこの中でストラクチャーは2.岬と6.浚渫跡と8.消波ブロックの3つだと思います(8は微妙ですが・・・)。残りはすべてカバーだと思われます。1.桟橋や8.消波ブロックはストラクチャーじゃないの?!と思う方がいらっしゃるかと思います。しかしながらバスフィッシングにおいてはストラクチャー=構造物・建物ではありません。
 まぁ用語の誤用があるとはいえ、結構おもしろい書籍です。

その他の誤用として、「ポイント」があげられます。ポイントとは岬のことです。こちらも「地図の一点」という直訳から誤用されたものと思われます。釣りの専門用語を知らない方が和訳をされたことが原因かも知れませんね。

それと「ノーシンカー」も和製英語のようです。僕も良く使っていますが、正しくは「ウェイトレスリグ」のようです。
近年はアメリカでも日本のリグが紹介されるようになり、前回の「ダウンショットリグ」やこの「ノーシンカーリグ」でも検索すると動画や画像は出てきます。しかしながら一般的なアングラーには理解されないと思います。

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