ソリッドティップとチューブラーティップの感度の良いのはどっち?

 ロッドを選ぶ際にカタログに記載している。ソリッドティップとチューブラーティップではどちらが感度が良いか物理的に考えてみました。
 まず2つのティップの違いから
 ①ソリッドティップ:無垢構造のティップ,ティップが個体(ソリッド)のもの
 ②チューブラーティップ:ティップが中空(チューブ,中が空洞)のもの
 ではどちらが感度が良いでしょうか?でもその前に感度について考えてみます。
感度=アタリ+地形変化の伝達+ルアーの振動,動きとします。
 Ⅰ.ラインで感度を取る:例えばフォーリング中など
 Ⅱ.ロッドティップの変化:ソフトベイトのシェーキングなど
 Ⅲ.振動で感度を取る:クランクベイトなどのファストムービング系
ではどちらのティップが良いのでしょう。
 Ⅰ.どちらでも良い。
 Ⅱ.チューブラーティップ
 Ⅲ.ソリッドティップ
という答えだと思います。
 Ⅱ.ティップ変化で感度をとる場合、目視だと思います。同じティップ径であれば軽いほうが動くので感度は高いです。
 Ⅲ.クランクベイト等のファストムービング系はラインのテンションが常にかかっているので、感度は手元で感じることが多いと思います。つまりロッドの振動で感じているわけです。振動は個体密度が高い程伝わりやすいので、ソリッドティップのほうが向いていると思います。
 今回はただ感度だけでティップの特性を考察しましたが、その他のメリット・デメリットもあると思いますが、参考になればよいかと思います。
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ラパラ解体新書

 タイトルのキーワードでこの記事にたどり着いた方は超マニアな方でしょう。この書籍は楠ノ瀬直樹氏・福原毅氏 著で1999年に発売されたものです。タイトルどおりラパラの各ルアーを紹介するマニアックなものですが、当時一ルアーメーカーで一冊の書物が発売されるのはあまりなかったと思います。(その後日本のメーカーでカタログ的な書物は発売されましたがメーカー関係者のものでした。)
 楠ノ瀬氏は当時Tacklebox誌でよく記事を拝見しましたがほとんどラパラのことばかり書いていた記憶があります。本書籍でもその当時の記事に似たような事が書いてあります。また「ラパラ解体新書」にはその他の釣りにも言及されています(勿論ラパラのみ)。
 この書籍も所有していますが、各ルアーに対して非常に濃い解説です。久々にななめ読みしましたが、やはり面白いと感じました。
 現在出回っているのは中古本で結構な値段ですので、本当にラパラを愛する方にしかお勧めできませんが、ラパラのルアー作りのコンセプトも良く分かる良書です。

 ちなみにどうして「ラパラ解体新書」を紹介したかというと、1年半前くらいに某雑誌でラパラを上から目線で紹介した記事があったからです。はっきり申し上げて、記事を書いた方はラパラの爪の垢を煎じて飲んで頂きたいですし、この本読んで基礎からやり直してください。

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日本のロッドについて

 日本のロッドメーカーのHPを見ると××製法や○○技術を駆使して製造なんて謳い文句を良く見ます。しかも何が凄いのか?どうしてそれが良いのか?良く分からない場合がほとんどです。
 一般的に新技術は特許を取得することにより、市場の優位性を保つものです。なので各メーカーのロッドの特許件数を調べてみました。(平成5年以降)
(ブランクスの特許/ロッドの特許/全特許数)
 E社:0/1/8
 M社:0/1/10
 G社:×/105/646
 S社:×/781/1652
 Y社:0/0/0
 D社:0/0/0
ということでG社・S社に関しては特許数が多いため全て調べられませんでしたが、ロッド製造技術はこの2社で進歩していっている感じがします。つまり××製法や○○技術は現行技術の応用もしくはシークレットなものだと考えられます。

 とはいえ他のメーカーが悪いと言っている訳ではないです。良いロッドをどのメーカーも製造されています。
 但し、良く分からない謳い文句・○○プロが開発したとかでは何が良いのかさっぱり分からないです。
 せめてロッドのしなりや荷重を掛けた曲がり具合の画像くらいは欲しいものです。それを知るために宣伝目的のDVDを購入するのももったいないですしね。

 どこのメーカーも高価な品を販売するのですから、もっとロッドの良さを伝えて欲しいものです。
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そろそろ荒食いが始まりそうな予感です。

 関東地方では雪が降っているそうですが、僕の住んでいる広島ではそろそろバスの荒食いが始まりそうな予感です。例年より寒いですが、昼間は暖かく感じるようになってきました。
 この季節、風の無い穏やかな日の15時くらいから日没までに荒食いが起こります。狙う場所はディープに隣接した北岸のシャローフラットです。ルアーはトップ,ミノー,シャロークランクです。
 特にお勧めはトップとミノーです。寒いので我慢が必要ですが、はまれば短時間のうちに良型が立て続けに釣れます。是非試して下さい。
 因みに関東地方でも2月10日過ぎれば水の中に春の兆しが現れるという雑誌記事を読んだことがあります。

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バックラッシュを少なくする方法その3

 久々のバックラッシュに関する記事です。以前に書きましたがバックラッシュを少なくするために
①しっかりテンションをかけて巻く。
②ラインを巻く量はスプールの半分くらいで良い。
です。でもどうしても②でラインをスプールいっぱいに巻きたいと思う方や下巻きをしたい方,バックラッシュでラインが内側に食い込む方は
③下巻きのライン径<<本巻きのライン径
を試して下さい。ライン径は差があればある程よいです。
 例えば本巻き(外巻き)でナイロン10lbを使用するならば、4lbくらいを下巻きすればバックラッシュは減ります。もちろん下巻きするときに「①しっかりテンションをかけて巻く。」は守ってください。そしてスプールの左右真ん中で1mくらいラインを出して結んでください。そして本巻きを出した1mの先端で結んで巻いて下さい。
 こうすることにより下巻きがバックラッシュの原因になることを防げますし、本巻きが下巻きに食い込むことも防げます。
 僕は最近下巻きは止めましたが、やっていた当時は2lb~4lbナイロンでスプールの半分くらいまで下巻きしていました。このlbでは下巻きでかなりの量消費しますので300mくらいのものを購入することをお勧めします。



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アメリカンロッド

 僕は昔から高価なロッドを使っていないこと、スミスとダイワとアングラーズリパブリックくらいしか所有していないこと,またそれらは10年以上前のものだと言う事を前提として書かせて頂きます。
 僕が今使用しているアメリカンロッドは3本で全てBassProShopsでしか買えないものです。もちろん日本で輸入販売している釣具屋さんから購入可能です。以前にも書きましたが「フィッシングエルモ」さんで買うことをお勧めします。
 所有ロッドは
   ①エクストリーム 6.0ft M fast
   ②パワープラス 5.6ft M fast
   ③ツアニースペシャル 6.0ft M fast
です。僕としては③が一番ジャーキングし易いです。
 ①エクストリーム 6.0ft M fast 
  ・IM-7という高弾性カーボンを使用しており、硬い竿です。ARAのような小型ミノーはジャークしづらいです。但しARCクラスはロッドにルアーの重さが乗りやすいので、中型~大型ミノー用で使っています。
 ②パワープラス 5.6ft M fast
  ・6.0ftではジャーキングがやりづらいために購入しました。小型~中型ミノー用で使っています。ガングリップタイプというのが個人的にはお気に入りです。ジャーキングメインで使っていますが、ファーストムービング系にも向いているロッドです。
 ③ツアニースペシャル 6.0ft M fast
  ・これらの3本の中ではジャーキングに最も向いているロッドです。ジャーキングしていて心地良いです。小型~大型ミノーまでこなせます。
 僕は別に何とも思いませんが、ガイドはステンレスやアルミであることが多いです。しかしながら「釣り人が仕かける」ロッドとして、「魚を寄せる」ロッドとして申し分ない仕上がりになっています。価格も財布に優しいです。
 現在、日本のロッドメーカーのラインナップにジャーキング用が存在しないに等しいので(6.0ft以下のロッドが無い!)、是非試してみて下さい。
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『田辺哲男バッシングパターンブック』

 いつもながらの古い書物ですみません。昨日、近所の書店に行ってバスフィッシングの本を探したのですが、当然のことながらたいした書籍・ムック・雑誌はありませんでした。
 僕はたまに近所の釣り場が紹介されているときには雑誌を買うのですが、ほとんどその中身は読みません。正確に言うと読むに耐えられない内容ばかりです。本当に昔の季刊の頃の「バサー」のような濃い内容の雑誌は無くなりましたし、「バサー」も他誌のように宣伝に重きを置いているため内容が薄くなっている気がします。
 今日紹介するのは1997年発行の『田辺哲男バッシングパターンブック』です。パターンフィッシングという考えを日本に広めた方ですし、今でも数多くのメディアで活躍されている方なので説明は不要だと思います。
 この本の中ではシーズナブルパターンについて詳細に書かれています。この当時からここまで詳細に説明される方はバスプロの中では田辺哲男氏くらいでした。

 本当にルアーを買うより釣れる様になりますし、この本を読んだ後に田辺哲男氏が出演されているTVやDVDを観るとより理解しやすいと思います。またその後にどんなルアーが必要であるかがわかった後にルアーを買うほうが良いかと思います。

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気象記録

 当然ながらバスは自然界に棲む生物ですから、気象とか月齢とかに左右されやすいものです。先日月齢の話を書きましたが、バスが釣れる日は新月・満月の日とその前後3日,半月の日です。特に大型な個体はそれに合わせて行動すると言って良いと思います。また他の生物も繁殖期には特に月齢に従って行動します。これらを利用してその日のパターンを組み立てていくほうが、釣れる確率が上がります。従ってこれからの季節(寒の緩みだし~梅雨明けくらいまで)は特に釣りに行く日を決める際には月齢を考慮したほうが良いです。それ以外は月齢より気象のほうが支配的になる傾向があります。これからの季節も気象が無関係な訳では無いです。
 気象と釣果の関係を調べるためには気象庁のHPで各時間ごとの気温・気圧・風向き等の過去データを参考にして下さい。また自身が釣った時間等も記録したほうが良いです。僕は画像データの撮影時間で記録しています。またご自身が釣った場所はスマホのGPS機能とマップを利用することをお勧めします。もし無いようでしたら周辺の建物や地形を撮影してあとで編集することをお勧めします。
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スミス スティッキー

スミスのトップウォータープラグとして有名なスティッキー0です。
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見えづらいですが、左最上段がスティッキー0です。別名「餌」とまで言われたルアーです。
スティッキー0の良いところはトップウォーターなのにジャークすると潜るということです。僕はジャーク・トゥイッチングで誘いをかける場合に良く使います。
 左側の下4個がスティッキー1です。僕はこれが一番のお気に入りです。ジャーク・トゥイッチ共にしっかり動いてくれます。
 右の一番上がスティッキー3で残りは全てスティッキー2と印刷されています。このスティッキーもハスティやディプシードゥと同様のシステムミノーです。数字が多きいほど潜行深度が深くなります。
 ちょっと記憶があいまいですが、スティッキー2で2サイズあるので、2サイズ販売していたようです。
 スティッキー2,3はダイビングミノーとして今でも通用するルアーなので、復活希望です。

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