Daiwa TD-S 105HV メンテナンスの詳細


 先日一度アップしましたが、TD-Sのメンテナンス時の詳細画像です。今から10年以上前の機種になりますが、基本構造はあまり変わらないと思います。ご自身でベイトリールをメンテナンスされる方のご参考になればと思い再度アップします。
準備するもの
①プラスドライバー
②マイナスドライバー
③モンキーレンチまたは付属の工具
④ピンセット
⑤グリスとオイル
⑦キムワイプ(ウエス,ティッシュでも代用可)
⑧エタノール(汚れを取るため),CRC-666でも可

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まずはハンドル部の取り外し

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最初のカバーは裏面の穴にマイナスドライバーを入れてつめを少し押せばすぐ取れます。
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リール本体側のワッシャー?の向きはこんな感じでした。
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メカニカルブレーキのキャップを外すとこんな感じ
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メカニカルブレーキから取り外した軸
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ハンドルの反対側(マグネットブレーキ側)を取り外してハンドル側のカバーを外そうとしているところ
※ここで画像のようにできた隙間に無理やりマイナスドライバーを入れて外そうとしましたが、マグネットブレーキ側に1本ねじが入っていることに気づきねじを取って少しづつ外していきました。
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マグネットグレーキ側
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ハンドル側、あとは各軸毎にパーツを1つづつ取り外していきました。
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ベアリングを抑えているピンはピンセットで取り外し
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レベルワインダー部
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こんなに汚れていたので消毒用アルコールを浸したキムワイプで拭き取りました。
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ギア部の一番上の銀色の筒状のパーツが抜けなかったのでペンチで強引に抜きました。取りあえず各パーツに大きな損傷無しです。また組み立てなおして、ハンドルを回しても影響がないことは確認済みです。
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僕が分解したのはここまでです。ハンドルの軸の歯車状のパーツも取ろうと思ったんですが、思いのほか抜けなくて諦めました。
グリス・オイルアップはダイワ純正品を使用しました。

この他にも出品しておりますので宜しければご覧ください。