フィッシュフォーミュラ

 以前フィッシュフォーミュラの有無で釣果に差があるか試したことがあります。ルアーは全く同じチューブで色も同じ、リグはテキサスリグでシンカーもラインもロッドの長さも同じにして1投ごとにロッドを換えながら釣りました。季節は初秋(9月半ば)でした。当時は魚影も濃くサイズさえ問わなければ1日3桁釣れるような貯水池で試したのでフィッシュフォーミュラの有無で釣果が変わるかどうかという検証には適していたと思います。
 結果はバイト数は若干フィッシュフォーミュラのほうが多かったですが、釣果はフィッシュフォーミュラのほうが1.5倍程度釣れました。またバスが咥えている時間が長い・飲み込まれていることが多い・アタリが明確という結果になりました。
 検証前はフィッシュフォーミュラの匂いでバスがバイトすると思っていたのですが、結果としてはバイト数は変わらずフッキング率が高くなりキャッチ数が増えました。ここから得られた僕の結論は、恐らくバスは目でベイトを認識してバイトし、味覚で食べてよいものかどうかを判断するということでした。
 バイトがあるけどフッキングできないことが多い日や数少ないバイトをものにしたい日(冬場は特に)などはフィッシュフォーミュラをソフトベイトに付けてみて下さい。ショートバイトや数少ないバイトでもフッキング率が上がると思います。但し高活性時はソフトベイト(ワーム)を飲み込まれることが多くなるので、すぐにフックを外せるように道具は準備して下さい。