今回はルアーの色 その1で書いた類似の色で釣果が変わる話について書きたいと思います。
ちょっと話はそれますが、人間に見える光の波長について書きます。人間に見える波長すなわち可視光線は380nm~780nmです。380nm以下は紫外線,780nm以上は赤外線です。紫外線・赤外線共に色を認識できません。これは人間の色覚が赤・緑・青(以下RGB)の3色しかなく、各色覚は青380~530nm,緑400~650nm,赤400~680nmに反応するからです。もちろん個人差がありますし、女性の方は赤に関して男性より色分けが可能な人もいるそうです。また各色の感じ方は千差万別です。下のアドレスは色彩の並び替えテストができるHPですが、
試しにやってみて下さい。自分が思っている色の感覚と本当の色彩は違うことが分かります。
http://www.xrite.com/online-color-test-challenge
さて人間でも個人差もある色の感覚ですが、バスという魚はどうでしょう?。もちろん個体差もありますが、ここでは標準的なバスについて書きます。バスの色覚は4つあり、RGB+1色(近紫外線)です。つまり人間が見えない波長の色が見えています。これは何色になるかはわかりませんが、近紫外線が色として見えているのは間違いないです。すなわち我々人間と違う感覚でバスはモノを見ているし、色分けはより細かくできると言えると思います。これが、類似色のルアーで釣果が変わる理由であると推測できると思います。
ではどうやってバスの色覚に近づけるでしょうか?。それは紫外線を当ててルアーの明暗を確認することによりできそうです。実際アメリカのバスプロはUVランプ等を用いて明暗を確認するそうです。つまりRGB+1明暗でそのときに釣れるカラーが決まるということです。一般のアングラーはそこまでやらなくていいかもしれませんが、ルアーのカラーは多ければ多いほうがよさそうです。
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