いつか書こうと思っていました。あのギドヒブドンさんが2018/3/10にご逝去されました。そうですあの初代チームダイワの、ギドバグの、G3の、G4の、ギドズリンガーの、フィネスの概念を日本に教えてくれて、逆輸入的にフィネスという言葉がアメリカに伝わったあのギドヒブドンさんです。
僕の記憶が正しければ、90年代前半、ギドヒブドンさんは息子さんとよくTV出演されて、フィネスの概念を教えてくれました。それはただ単にライトリグを使うことがフィネス ではないとよくおっしゃってたのですが、日本ではライトリグを使うことがフィネスであると解釈されてしまいました。現在のフィネスの概念と違いますが、例えばチューブワームの内部に1ozのバレットシンカーを入れてフックを取り付けそれをヘビーカバーに入れていく、いわゆるパンチングですが、これも『フィネスだ』とおっしゃっていたのを今でも覚えています。
2018年現在よくベイトフィネスという言葉を聞きますが、そんなものギドさんは初めからベイトリールに20lbクラスのナイロンラインを巻いてギドバグの3インチを桟橋下にスキッピングさせて、『ニュートラル』なバスを釣るというフィネス=技巧,策略,ずる賢いやり方を平気でやっていました。なのでベイトフィネスなんて造語が出ること自体ナンセンスというのが僕の意見です。でもギドさんは優しいからそんなことも許してくれるでしょう。
昨年『フィネス』の典型チューブワームのスパイラルフォールで釣りましたが、またやってみようと思います。
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