バックハンドキャストの練習方法

 一般的に右利きが多いので右利きの方の練習方法を書かせて頂きます。バックハンドキャストを練習するのであれば、まず左でサイドキャストの練習をしてください。もちろんブレーキはできる限り強めに設定しておいてください。練習は障害物や近くに人などがいない場所が良いです。距離は気にせずまっすぐ投げる事を意識してください。20投くらいしたら左の手首の使い方がなんとなくわかります。そしてバックラッシュしなくなってきたら、右手でスプールを押さえて、左手もリールを持って両手バックハンドキャストをやってみて下さい。まだ方向性・飛距離共に満足いかないかもしれませんが、以前よりまっすぐ飛びますし距離も伸びます。その後ブレーキを調整していけば、距離が伸びていきます。
 右手だけでバックハンドをやろうとするとなかなか上手くキャストできません。それはテニスのバックハンドと似ていると思います。テニスをやったことがある人だったら分かると思いますが、初心者が片手でバックハンドをやるとラケットの軌道が安定しないためボールをラケットの中心で打ち返すことができない、力が入らないという現象が多々起こります。その結果上級者からダブルハンドでスイングするようにアドバイスを受けることが多いかと思います。これはキャストにも言えることで、バックハンドキャストを片手でやろうとするとロッドの軌道が安定しないためどうしても方向性・飛距離に欠けてしまいます。またキャストの途中で左手でリールを押し出すこともライトハンドルだったら簡単ですが、レフトハンドルだとハンドルが邪魔でできないことが多いと思います。なので始めから左手もリールを持ってキャストすれば楽にキャストできるのです。
 またどうして始めに左でサイドキャストするかと言うと、左の動きを体に覚えさせるためです。極端にいうと左のサイドキャストのフォローとして右手を使うくらいの気持ちのほうが良いかもしれません。
 もちろん左のサイドキャストが上手くなれば右のバックハンドキャストは練習する必要がないと思います。
 以前このブログでも書きましたが、某プロと村田基氏のキャスティングのDVDを観ました。某プロは左キャストで右ハンドルを使用しているため、僕と同じタックルなのですが右利きでいうと右キャストで左ハンドルとなります。このため参考になるのではと思い購入したのですが、ルアーの宣伝ばかりでたいして参考になりませんでした。巷では賛否両論ありますが、キャスティングに関しては村田基氏のDVDをお勧めします。あのヒロ内藤さんも村田氏のキャスティングは絶賛です。但し右利きの人には右ハンドルを推奨していますが、どうしたら飛距離がでるか?正確なキャストができるか?は詳しく解説しています。でも左ハンドルでどうすればよいかということはその解説から読み取ることもできると思います。
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