トップウォータールアーに適したロッド

 これはトップウォーター特にPOP-Rの名手(もちろん今でも)であるゼル・ローランド氏の推奨ロッドですが、(書籍は1990年代に書かれたものです。)、「ロッドは柔らかいものを使用することにより、早あわせによるバラシが少なくなる。また軽いルアーをキャストしやすい。」と書いています。
 またある人(すみません誰か忘れてしまいました)は「ファーストテーパーのロッドのほうがルアーをアクションさせやすい。」と書いています。
 この話を統合すると、ライト~ミディアムのファーストテーパーのロッドが良いということになると思います。

 僕が今持っているロッドでトップウォーター用ロッドと称されるものは下の1本だけです。
 SMITH トレジャスティック TC-66TP topwater 6ft6in light slow
 これは10年以上前のロッドですが、トップウォーター用のロッドが欲しくて買いました。確かにライトパワーで柔らかくフッキングミスは少ないですが、スローテーパーのロングロッドのためキャスティングの精度(アキュラシー)は落ちます。それにロッドワークがやりづらいです。これは以前ジャーキングロッドで書いた通り、ショートロッドのほうがルアーの移動距離を短くできるからです。またキャスティングの精度もショートロッドのほうが上がります。フッキングミスはロッドに魚の重さが乗ってからフッキングするよう心がければファーストテーパーでもスローテーパーでもあまり変わらないです。

 トップウォーターやサブサフェイスルアー(僕は水深50cmくらいまでのルアーと考えています)はバスのバイトが見えるので、フッキングミスで悔しい思いをすることが多いと思いますが、これがディープダイブのクランクベイトでも、スピナーベイトでも、ソフトベイトでも本当はたくさんのフッキングミスやバスがバイトしても吐き出しているのです。だたそれが見えないから悔しい思いが少なかったり、バイト自体に気づいていないだけです。

 まとめると、トップウォーター用のロッドは、6ft以下のライト~ミディアムパワーでファーストテーパーが良いかと思います。これは以前書いたジャーキングのロッドと同じもので良いと思います。まぁ日本メーカーのロッドでは6ft以下のロッドは皆無ですが・・・・。
ノリーズ

スミス スーパーストライク:優雅にトップウォーターを楽しみたい方にはこちらがお勧めです。ほとんどスローテーパーだと思います。それとグリップは別売のほうが多いので確認が必要です。
 
トップウォータールアーに適したロッド その2
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