僕は後者のスパイラルフォールするルアー,リグのほうが好きです。巷では水平フォールさせるほうが多いと思いますが、どちらかと言うと真冬・真夏の釣りというイメージがあります。僕が今住んでいる広島県東部は、今の季節は晩秋~初冬という季節ですが、水の中ではまだ秋というイメージのほうが強いと思います。こういう季節と朝夕のフィーディングタイムでは確実にスパイラルフォールが効果的です。但し真冬・真夏でもカバーについているバスに対しても水平フォールよりスパイラルフォールのほうが効果的な状況があります。
水平フォールでも確実に効果があるのであれば、ベン・パーカー マグナムスプーンの180度回転しながらの水平フォールやシングルコロラドのスピナーベイトでのヘリコプターフォールは理解できます。しかしながらカバーをタイトに攻める場合にオフセットフックのシャンクにシンカーをつけるのはテキサスリグやラバージグの釣りで十分のような気がします。まぁ私のような下手の横好きが言うのも何ですが、タイトにフォールさせたければ、スピニングリールを使用すれば事足りますし、もしベイトリールを使用するのであれば、ロッドのティップを除々に下げていくかクラッチを切ってラインを出してあげれば済みます。
これに対してスパイラルフォールは使う幅が広がります。これは僕の経験ですが、死にかけた魚は旋回します。くるくる同じところを回りながら沈んでいきます。この現象は、まさにマッチザベイトと言えると思います。なので使える状況が水平フォールより多くなります。例えば、ボイルが起こっているところにスパイラルフォールするルアーやリグを投げれば結構簡単に釣れますし、橋脚などをタイトに攻める場合でも、スパイラルフォールでは橋脚にルアーが当たった直後にバイトがあったりします。
因みにスパイラルフォールするルアーなんてほとんど無いと思います。僕の知る限りでは大好きなチューブのグライダーリグとジャクソンのナビアスくらいです。最近のルアーはあまり知らないのでもしご存知の方がいらっしゃったら是非教えてください。因みにナビアスも今は廃番のようですね・・。